こんにちは、松原です。

本日で北海道の緊急事態宣言が終わります。

私事では、休止になっていたスポーツジムが再開するのが、大変嬉しいです。

 

スポーツジムやライブハウス、居酒屋などは政府や報道のクラスター攻撃をまともに受け、その安全性に対して国民は疑心暗鬼にされてしまいました。じっと耐えて頂いた時期を思うと、その間の思いに頭が下がります。

 

確かに、密着して大声を出すライブハウスや、スポーツジムで行われるレッスン形式のプログラムは、リスクが高いような気がします。

しかしながら、満員電車も含めて、この国でコロナから完全に安全な場所は最早数少ない状況になっています。

 

なにせ見えないものは、わかりません。

 

大切なことですが、感染対策は人任せではいけません。

自分や周りの人を守ることは、自分が何をするかをまず第一に考えるべきだと思います。

 

本日は、自分もスポーツジムの会員なので、ジムを例に何ができるかを考えてみます。

 

まず第一に、何より大切なのは、自分が少しでも具合が悪いなら行きません。社会は自分一人で動いている訳ではありませんので、迷惑をかけないということが大前提です。これが、一番大事です。

 

次に施設側にお願いしたい事は、狭い場所で密着する内容の見直し、器具の使用後の消毒を徹底することが挙げられます。消毒液などを入れたスプレーと布巾を、器具の近くに置いておき、使用者に拭き取りを依頼すれば良いと思います。こういう時はお互い様です。

混雑具合などをSNSなど何らかの形でアナウンスできると、なおいいですね。

そろそろ暖かくなってきたので、換気は十分にしてもらえるとありがたいです。

これはスポーツジムに限った対策ではなく、多種に渡る業種が心がけると良いと感じています。

 

一方施設で自分ができることといえば、手洗いが重要だと思います。

手指消毒もできれば、なお良しですが、消毒液が不足する現在、手洗いが基本になります。

 

大切なことは、何かを触った手を顔に持っていかない事です。

これは、すべての状況で言えることだと思います

 

例えば、ひっきりなしにアルコール手指消毒をしても、遡って考えると、消毒の前後ですでにあちこち触っていることがほとんどです。消毒をして安心しても、その前に触ったものに触れてしまうと、消毒の意味が薄れてしまいます。その手で、髪を触り、顔を触り…という癖があれば…、ほとんど意味がなくなってしまうのは、お分かりになると思います。

 

トレーニングをしていると汗をかきます。タオルで顔をぬぐいますが、汚染された手で何度もタオルを使うと、器具→手→タオル→顔と、感染経路ができてしまいます。私なら、汗が顔に流れないようにヘアバンドをすると思います。

タオルの使い方一つも、考えると重要な感染対策になると思います。

 

加えて、運動はハードすぎないように、というのも大切です。

マラソン選手などを例に挙げますが、ハードな運動の後には免疫がぐっと下がります。風邪などにかかりやすくなるのです。特殊な状況にあるアスリートであればやむを得ないのかもしれませんが、運動を生活に取り入れている、という程度であれば、今は無理をしない方が賢明でしょう。

 

長々と書いてしまいましたが、自分ならこうするかなという、あくまでよもやま話です。

目に見えない、その実態もわからないものに対処するのであれば、ある程度わかっていることを使って、自分で考えなければいけません。何かを期待して、待っているばかりでは、解決しないことも多くあると思います。

この感染はすぐに収束しない状況が濃厚ですので、生活を守る事を自分たちで考えなければいけません。現状国ができる対策に多くは期待できませんし、耳障りの良いことだけを行なった場合、あとで必ず皆にしっぺ返しが来ます。

 

社会で生活する以上、完全に安全な場所はもはやありませんので、自分が何をすべきかを考えて、行動を変容する方が遥かに感染対策になると思います。

 

くどくなってしまいましたが、運動自体は健康な体を保つ、大切な要素です。

人間の体も、思っているより弱くありません。

自分の体や免疫力を信じ、体を守るための考えを行動に移し、社会と共生するために自分たちができる事をして行きたいですね。