こんにちは、松原です。

いよいよ冬到来ですね。風邪などで体調を崩す方も増えてきたように思います。

インフルエンザも含め、お体には気をつけてくださいね。

 

本日は好酸球性消化管疾患についてお話しします。

 

聞きなれない病気だと思いますが、腹痛、下痢、嘔吐、食欲の低下などを起こす病気の一つとして、知られています。

 

平たくいうと、消化管にアレルギー症状がある…というイメージです。

 

現代社会では、何らかのアレルギー疾患を抱える方が多く、自分としてはこの疾患も今後増えてくるような印象を持っています。

 

診断に有効な手立てとしては、胃カメラや大腸カメラを行い、粘膜の組織を調べることです(診断基準でもあります)。

 

ポイントはやはりこの組織検査で、実はカメラをしても、潰瘍が目立つなどの特徴的な内容が少ないため、術者も疑ってかからなければならないということです。

 

日本での平均年齢は40代が多く、男性と女性の差はあまり見られないようです。アレルギーをお持ちの方に多く、その大半の病気が喘息とも言われています。

 

心当たりがある場合は検査をお勧めしますし、その際はアレルギー持ちであれば事前にお伝え頂ければ、診断の一助になると思います。

 

最後になりますが、先日大きな虹が見えました。

みなさまのご多幸をお祈りして、シェアいたします。