皆さんこんにちは、こんばんは。
松原です。
今月で、当院は6歳になりました。
もうすぐ当院の診察券番号も10000になります。それだけ多くの方に来ていただけた事を、感慨深く振り返っています。一方で、全ての方にご満足いただけたわけではなく、私自身の未熟さは日々精進と自戒するしかありません。
色々ありましたが、ここまで続けて来られたのは、家族や友人、スタッフ含め、関係者の皆さまのご尽力があってのことです。深く感謝いたします。
当院をご愛顧いただいている皆さまに、今後も今まで通りの診療をできるよう努めてまいります。
さて、以下は久しぶりの雑談です。
お時間のある時に、Yahoo!でもGoogleでも良いので、
『レプリコンワクチン 入店お断り』
と、検索してもらいたいのです。かなりの数がヒットします。私は結構びっくりしました。
聞き慣れない言葉ですが、簡単に言うと秋から始まる新型コロナワクチンの事で、自己増殖型mRNA製剤とされています。どうやら、日本のみで扱われるようです。
先日公共放送でも、接種による不利益を受けた方々の報道があり、週刊誌では日々多くの情報が流れているようなので、その背景は皆さんももうご存知だと思います。
『レプリコンワクチンを打ったら入店お断り』
と言うのは、すごく攻撃的で、
『マスクをしていない、ワクチンを打っていない人は入店お断り』
と言う精神性に丸被りのようですが、私はこの二つには、ある違いを感じます。
現在進行形の恐れからの忌避行為と、予定されている事象への忌避予告の違い‥とでも言うべきでしょうか。
『マスク〜』は感染流行真っ只中、不安を煽られた人々の忌避反応としてわかりやすいですが、『レプリコン〜』は避けられる、予定されている事への、事前の忌避予告です。
つまり今回の対応は、知って欲しい、考えて欲しいと言うメッセージのように思えるのです。そうでもしないと伝わらない、と思っている人達がいるのでしょう。
同じ個人事業主として、個人が店舗をあげてまで書いていることに、相当な覚悟を感じます。なぜそこまで言われるのかは、是非皆さんがご自分で調べて判断して欲しいと思っています。
レプリコンが本当にそのような扱いを受ける代物なのか、真偽については、行う前からわかるものではありません。行き過ぎた煽動もあるでしょうし、この行為自体は冷静に見つめる必要があります。しかし、もし謳われている内容が正しければ、私たちの健康面だけではなく、世界中に影響を及ぼした場合の責任が、唯一認可したこの国に向けられるのは想像に難くありません。
この出来事から、今では多くの人が、『科学的に正しい』とされてきた煽動を疑問視していると感じます。
『どちらが正しい論』ではなく、不信感の高まりを感じられるのであれば、提供側もまず立ち止まってみてほしいと願います。
上述してきたことは氷山の一角で、似たような内容は初期の頃から、メディアで悉くデマや陰謀論と一笑に付されてきました。デマ・陰謀論という言葉は、そう言えば取り繕える、それ以上議論しなくて済む、優越感にすら浸れる、大変便利な言葉だと思います(中には本当にデマもあるのでご注意下さい)。
ですが、果たして今でも荒唐無稽でしょうか。
一方的にデマ・陰謀論と一蹴する方が、多くの事がわかってきた今では、印象が悪いです。メリットもデメリットも、予め双方取り上げて、結果も含めて議論検証するのが、科学的に真摯な姿勢だと思います。
いずれにせよ、答えは時間が明らかにしていくと思います。
最後になりますが、当院は今まで通りmRNA型製剤を扱いませんので、何卒ご承知下さい。
秋以降は寒くなり乾燥しますので、当然コロナもインフルも風邪も流行ります。
普段から、もしくは何かあったら当院をかかりつけとされておられる方は、お困りの際はまず当院にお声かけ下さい。これからも、出来る限りの診療でお力になりたいと思います。