こんにちは、松原です。
19日にブランチがプレオープンしましたね。
私も顔を出しましたが、子供連れの方も含め、たくさんの方が来客されており、あらためて施設の注目度に驚かされました。
当院も、窓からさりげなくアピールを始めました。
本日は、当院で行う大腸カメラのお話をひとつ。
大腸カメラを行う際、大腸を詳しく観察するために、空気を入れて腸を膨らませます。
必要なことなのですが、空気を入れすぎると腸が張って苦しくなり、人によってはこの苦痛の経験が、検査に二の足を踏む原因にもなりかねません。
現在はこの事を改善する試みとして、空気の代わりに炭酸ガス(CO2)を使用する方法が広がっています。
炭酸ガスは空気と比べて腸からの吸収が速く、通常検査の大腸カメラにおいて、患者さんの苦痛を軽くすると報告されています。
以前にも書きましたが、当院ではなるべく楽な検査を受けてもらいたいと考えており、大腸カメラでは炭酸ガスを標準使用します。
もちろん、炭酸ガスのための専用機を使用するため、より安心して検査を受けていただけます。
しつこいようですが、カメラの検査を「全く苦痛のない検査です」と言ってしまうと、それはきっと嘘になってしまいます。
だからこそ、カメラを行う医師と、サポートするスタッフの努力に加え、検査環境も整えることで、少しでも楽に検査を受けてもらえる工夫を凝らしていきます。
当院は「これなら来年も受けてもいい」検査を目指します。